うつ病の種類

うつ病

うつ病についてご説明したいと思います。

 

 

うつ病とは、初期段階の発症においては、本人はほとんどうつである事に気づくことはありません。ちょっといつもと調子が違う感じがするけど、特に原因も思い当たるものが無いし、一体どうしたんだろうという感じになります。そして、この状態が長く続くことによって、だんだんと物覚えが悪くなってきたりするケースが多くあります。

 

 

さらに、そうしているうちに、いつもは簡単に出来ていた作業や動作などが、どういうわけか出来なくなってきたりするのです。また、朝起きるのがつらくなるようになり、食欲もだんだん減退してくる傾向にあります。さらに、不眠症にも陥っていき、段々と不安と焦りが増して出てくるようになります。

 

 

一般的にはこのような流れをたどって、うつ病へと発展していってしまうのですが、このような状態は、事前に鬱に関する知識がないと、全て見落としてしまい、早期発見が遅れてしまいます。

 

 

最近では、「プチうつ」などという表現の言葉も流行っているようですが、実際にうつ病というのは、しっかり治療を行ってさえいれば、ちゃんと回復していくことができる病なのです。うつ病については、周囲の人に理解してもらう事がとても大切です。また、それ以上に、なんといっても本人が、うつであることを自覚して早く治療を開始することが何よりも大事なポイントとなります。

 

 

うつ病になるタイプについてですが、基本的には真面目で責任感が強い人や無理をしがちな人などがかかりやすい病とされています。このようなタイプの人というのは、えてして自分を追い詰めてがんばってしまいがちな傾向が強いため、ほどほどの所で休息を取るなど無理をしないことが一番大切になってきます。うつ病になっている本人は、これ以上頑張りようがないくらいに追い詰められているので、周囲の人は、頑張れとか、甘えるな、などの言葉をかけることは特に禁物で、やってはいけません。

 

 

うつ病はだるさ・倦怠感を伴って発症している可能性もありますので、このような場合には一度自律神経のチェックをされてみるのもいいと思われます。

 

 

非定型うつ病

非定型うつ病についてです。

 

 

この非定型うつ病は、「神経症性うつ病」と今まで呼ばれてきたうつ病の症状です。また、別名では、「お天気屋うつ病」とまで言われているタイプのうつ病です。

 

非定型うつ病の特徴としては、ずっと、どんよりとした感じがしていて、沈み込んだような状態が続きますが、よいことや楽しい事などポジティブな出来事などと遭遇すると、どんよりとした感じの不調状態がまるでウソのように、一気に元気になってしまいます。しかし、この元気な状態は長続きすることはなく、すぐに憂うつな気分に戻ってしまいます。

 

 

ほかにも、非定型うつ病の場合では、過食状態におちいって体重が急増してしまったり、いくらでもずっと長時間眠れてしまうなど、これまでの暗く沈んだ感じのうつ病とはまったく正反対の状態になる傾向を示すので、うつ病としての症状の発見が見逃されやすく、症状を長引かせやすい性質を持ちますのでとてもやっかいです。

 

 

また、非定型うつ病は圧倒的に女性に多く発症している傾向にあり、特に10〜30代の女性のうつ病では、この非定型うつ病のタイプの人がとても多いと言われています。

 

 

さらに、非定型うつ病になりやすい傾向にある人というのは、どうも他人に良く見られたいという意識や願望が強い人に多く見られるようです。また、自分に対する評価がとても気になってしまう人です。しかし、これはうつ病の原因のひとつと考えられています。

 

 

非定型うつ病の人というのは、プライドが高く、自分のみっともない姿をさらしたくない気持ちが人一倍強い傾向にあるので、大勢の人の前に立つとかえって緊張していしまって手や声が震えてしまう対人恐怖におちいりやすい傾向があると言われています。また、非定型うつ病の人は、周囲に気づかい過ぎて、自分の気持ちを抑え込んでも他人に合わせようとする特徴があるのです。

 

 

新型うつ病

新型うつ病とは正式には非定型うつ病とも呼ばれ、若い女性やパニック障害に罹っている人に多く見られます。問題があると人のせいにしたり、気分の波が大きいことが主な特徴です。

 

 

周囲に気配りができ社会のルールをきちんと守り、他人からの評価が気になるタイプの人が罹りやすい傾向にあります。症状を放置しておくと悪化してしまうことから、早期治療が肝心です。

 

 

新型うつ病(非定型うつ病)の原因として現在の段階では分からない部分が多いものの、生育環境や環境の変化があげられます。新型うつ病は、好きなことに対しては気分が高揚する・過眠・過食・倦怠感などの症状が現れます。

 

 

倦怠感は朝に強く、気分が落ち込むときほど強く出ます。他には、うつ病とは異なり夕方以降にかけて憂うつになりやすいのが特徴です。

 

 

新型うつ病(非定型うつ病)の治療法としては、薬物療法と心理療法が中心となります。薬物療法は、気分の安定や不安を軽減する目的で抗うつ薬や抗不安薬が用いられます。心理療法は、薬物療法と並行して行われることが多く、医師などによる認知行動療法を個人または集団にて行われています。

 

 

医師などと話していくことにより、ものの見方や考え方を修正していく方法で、最低でも半年の期間を要します。現在では神経科や心療内科のあるほとんどの医療機関にて実施されています。新型うつ病に罹っている人が職場に存在する場合には、周囲の対応が大事になってきます。

 

 

新型うつ病(非定型うつ病)で怒りの表情を示したときは、怒りを増幅させないよう冷静かつ穏やかに接するようにします。叱咤激励は控えるようにする一方、自身でできる仕事については自身の責任で行わせます。職場であれ家庭であれ患者は勿論のこと、新型うつ病(非定型うつ病)について理解することが何より大事です。

 

 

小うつ病

小うつ病とは、比較的軽度のうつ病のことです。大うつ病の場合は、第三者から見ても様子がおかしいということが分かります。

 

小うつ病の症状は、ひどく落ち込んでいて悲観的になっていたり、集中力がなくなっていたりといった具合です。また、何に対してもやる気が出ず、仕事や趣味に打ち込むことができなくなるので、成果が上がらないという点からも分かりやすいです。

 

 

食欲が出なくなり、極端に痩せていくこともあり、その場合は体形の変化からも、第三者には異常を察知することができるのです。ところが小うつ病の場合は、第3者に異常を感知できるほどの症状は出ません。

 

 

たとえば、仕事に打ち込むことができなくても趣味には打ち込むことができたり、食欲が低下せず体型も変化しなかったりするのです。そのため第三者からは気付かれにくいのですが、大うつ病と同じようにやる気や集中力は低下するので、小うつ病の患者本人はそのことに苦しんでいる場合が多いです。

 

 

少うつ病は第三者から理解されにくいからこそ、その苦しみは大きくなりがちです。苦しいにもかかわらず、さぼっているとみなされてしまうこともあるからです。

 

 

現在ではこの小うつ病に悩む人が多くなっています。原因は主にストレスで、社会や家庭からの重圧が続くことで、徐々に症状が出てくるようになります。

 

 

小うつ病も薬による治療がおこなわれることもありますが、症状が強く出ていないことから、投薬が控えられるケースもあります。また、本人が服用を拒むこともあります。しかし放置しておくことで、さらにストレスがたまり、大うつ病となってしまう可能性もないわけではありません。

 

 

そのため軽視せず、早めに心療内科などを受診する方が良いとされています。そうすることで、周囲からの理解を得やすくなることもあります。小うつ病で苦しんでいるという事実を理解してもらうことが、症状改善の糸口になる可能性もあるのです。

 

 

若年性うつ病

厚生労働省の調査によると、うつ病患者数は50万人をゆうに超え、年々増加傾向にあります。うつ病と一口に言っても実に様々に分類されており、新型うつ病をはじめ、現代型うつ病、さらには若年性うつ病なる種類も近年では増えていますが、若年性うつ病とはどのような鬱病なのでしょうか。

 

 

一般的なうつ病の特徴としては、自己中心的で他人に対する配慮が欠ける・問題が起きた場合に責任転嫁する・自分の好きな事にのみやる気が見えるなどの特徴が挙げられています。

 

 

従来型のうつ病では、真面目な性格で几帳面、さらに責任感が強い方が発症しやすい傾向にあり、一般成人の場合、長期休養を取得した後にメンタル面で気落ちしてしまいやすく、周囲に気を配ってしまい、逆に症状を悪化させやすいケースが挙げられています。

 

 

その中で、20代から30代に増加しているのが若年性うつ病と呼ばれる新型で、その特徴が自己中心的で他者への配慮が欠けるなどの状態や、うつ病で休職する抵抗がなく、逆に手当などの社内制度を上手く利用したい考えが働くなど、従来型の鬱病とは真逆の特徴が挙げられています。

 

 

若年性うつ病とは、社会的に未熟な性格の方が発症しやすい傾向にあり、組織全体で支援が必要となります。従来型のうつ病同様、若年性うつ病では変化に気付くためのコミュニケーションが重要です。例えば、明らかに遅刻や欠勤が多く、仕事でミスが増えるなど、メンタルヘルス不調の兆候は些細な変化から始まっています。

 

 

プライベートよりも仕事面で変化が起こるケースが若年性うつ病で非常に多く、人間関係はもちろん、仕事内容で重要なポストを任されるなど、若さ故に経験が少なく、対処しきれないことからストレスを感じてしまいやすく若年性うつ病を発症してしまいます。周囲が目を配る必要があり、プライベートを侵さない範囲で親身になって対応することがサポート役のできる携わり方です。

 

 

擬態うつ病

近年では仕事や人間関係のストレスなどが原因でうつ病になる人が増えています。うつ病になると精神的に落ち込んで何事もやる気が起きなくなったり、体調を崩したりします。また、最近では擬態うつ病になる人も増えています。

 

 

擬態うつ病とは本当はうつ病ではないのに自分はうつ病だと思い込んでしまうことをいいます。擬態うつ病になっても通常のうつ病のように神経伝達機構に異常は起こりませんが、気分が落ち込んで憂鬱な気分になるなどの通常のうつ病と同じような症状が現れます。

 

 

神経伝達機構に異常がないので抗うつ剤などを服用しても症状を改善することはできませんが、そもそも病気ではないのでうつ病と同じ治療をする必要はありません。擬態うつ病でも気分が落ち込んで憂鬱になったり倦怠感を感じたりするので病的な状態にあるとはいえますが、これはうつ病とは違うのできちんと区別して考えることが大切です。

 

 

擬態うつ病の治療は医師やカウンセラーと相談して精神的弱さを克服することが基本になります。うつ病と擬態うつ病の違いはうつ病の人は何事も自分が悪いと考えて自分を責める傾向があるのに対し、擬態うつ病の人は悪いのは周りの人のせいだと考えて自分は責めない傾向があることです。

 

 

また、擬態うつ病の人は自分はうつ病なのだから周囲の人から優しくされたいと思っている傾向があります。それに、うつ病の人は周りに迷惑をかけることを嫌う傾向があるのでうつ病だと診断されると落ち込むことが多いですが、擬態うつ病の人はうつ病だと診断されると逆に安堵する傾向があります。

 

 

自己診断によって自分はうつ病だと思い込んでしまうケースは少なくありませんが、うつ病は医師による適切な治療が必要なので自己診断は止めて医師の診断を受けることが大切です。

 

 

退院うつ病

仕事やプライベートなど、日々のストレスが蓄積されることによって引き起こされるうつ病、これを治すためには専門的な医療機関での診断、治療が欠かせません。というのも、うつ病は精神が不安定になるだけでなく、それによって不眠や体の不調など様々な症状を引き起こしていきます。その結果、悪循環を招き、日常生活にも支障を来すほどの病状となっていくのです。

 

 

こうした症状は自力で治すことは難しく、さらに症状が悪化することで家庭や職場でも悪影響がでてしまうことがあります。出来るだけ早い段階で対処していくことによってこうしたリスクを回避することができるのです。

 

 

うつ病は決して治らない病気というわけではありません。ですが、中には重度のうつ病を発症し入退院を繰り返すという人もいます。

 

 

医療機関への入院でうつ病の症状が快方に向かったとしても、退院後の生活環境や家族との関係が悪いことでさらに症状を悪化させてしまうのです。

 

 

退院うつ病とは、こうした状態のうつ病を指します。重度の症状が現れている場合、自殺願望が強く表れることもあるため、周辺の人間、特に家族の協力体制は欠かせないものとなります。

 

 

退院うつ病の人はこまめに家族との時間を確保していくことはもちろん、それぞれのケースに合わせた接し方、対処が必要になってくるのです。もちろん、そうなると家族の負担が極端に大きくなるため適度な息抜きは必要になります。退院後のこうした重度のうつ病患者を支えるとなるとそれだけ周りの協力体制が重要になってくるということです。

 

 

家族や周辺でこうした状態の患者がいる場合には、出来るだけ退院後のうつ病再発防止の協力体制の質を高め、必要に応じて医療機関、相談施設を活用しながら長期的な支援を進めていくことが大切になってくるのです。

 

 

精神病性うつ病

精神病性うつ病とは妄想や幻聴をともなううつ病の事です。妄想や幻聴は統合失調症の症状として挙げられますが、このような重症のうつ病にも現れる場合があります。

 

 

この妄想や幻聴によって食事や行動がままならず身体的に重篤化してしまいます。それだけではく、自殺や他人を傷つける危険性も高いです。治療の効果が出にくく反応が悪く、再発もしやすいために入院を検討する必要があります。

 

 

精神病性うつ病には2つのタイプがあります。1つは、気分に一致しない精神病性の特徴と伴うものです。もう1つは、気分に一致する精神病性の特徴を伴うものです。

 

 

「気分に一致しない」というのは、通常のうつ病によくある症状とは違う妄想や幻聴が起きている状態を指します。例えば「自分の考えが伝えていないのに周囲に伝わっているのではないか」「誰かに操られているのではないか」というような妄想です。このような妄想が統合失調症とよく似ている為に、区別が難しいとされています。

 

 

「気分に一致する」というのは、うつ病の特徴的な症状である「罪責感」や「自尊心の低下」が強くなった状態を指します。このようなことから精神病性うつ病の人は妄想してしまい苦しんでしまいます。

 

 

うつ病でよく起こる妄想は「罪業妄想」「貧困妄想」「心気妄想」の3つがあります。このような精神病性うつ病の治療法としては、抗うつ薬と抗精神病薬を併用することが多いです。また、他のうつ病よりも頭に電流を流す治療方法である電気けいれん療法の効果が現れやすいといわれています。

 

 

以前は精神病性うつ病患者本人や家族にも抵抗があり敬遠されていた治療法ですが、最近では麻酔を使用し筋弛緩薬を使ってけいれんが起きないように安全性と安心が高められており、治療の効果が出るのではないかと期待されています。

 

 

重いうつ病

うつ病を発症すると長期間の治療が必要となり、重いうつ病になると学業や仕事などの社会生活に大きく影響してしまいます。では重いうつ病とはどのようなものでしょうか。

 

 

重いうつ病の主な症状として、気が落ち込んだり、考えがまとまらず無気力の状態になり、何かをしようとすることができなくなってしまいます。その他にも重いうつ病では体にあらわれるものとして、体がだるくなる、疲れが取れなくなる、寝付けないなどの睡眠障害や、食欲の低下、立ちくらみなどの症状が見られます。

 

 

重いうつ病になると、自殺願望がでて、治療をせずに放置してしまうと、約12人に1人は自殺にいたるという統計値が出ています。

 

 

症状の経過として、まず体のだるさや気持ちが落ち着かないといった体の変調があらわれ、次に眠れなくなったり、何をしても楽しく感じなくなったり、仕事などがうまくこなせなくなります。

 

 

その様な状態になると、自分を責めて嫌気が差し、朝起きるのが辛くなってしまいます。特にまじめな方がこの様な自分に自責の念が強くなってしまい、辛さや苦しさをとても強く感じるようになってしまいます。

 

 

この様な重い症状でうつ病はどんどん進行していきますので、軽いうつ病の状態の時に早く治療を始めることで、早期に回復できるといわれています。

 

 

重いうつ病で人に迷惑がかかっている、死んでしまい自分など居なくなったほうが良いと感じ出す方は、最悪の事態に備えて入院治療も考えなくてはなりません。

 

 

このような重いうつ病とは、リストカットなどの自傷行為を行うこともありますので緊急の処置入院や保護入院を周囲の方が考慮することも必要です。

 

 

難治性うつ病

難治性うつ病とは、うつ病がいっこうに治らない状態のことを指します。

 

 

うつ病にもいくつか種類はありますが、狭義のうつ病は内因性うつ病と呼びます。この病気にかかった場合、脳内の神経伝達物質の活性低下により症状を引き起こします。

 

 

いつまでたってもうつ病の症状が改善しない状態が続くことがあります。この状態のことを難治性うつ病と呼ぶのです。

 

 

難治性うつ病の治療方法としては抗うつ剤を投与していきます。服用し続けていくと通常であれば4週間くらいから少しずつ効果が現れ、大体3ヶ月くらい経てば元の健常な状態に戻れることが多いです。

 

 

この状態が疑われるようなときには、まず症状が本当にうつ病かどうかを疑ってみることが重要です。うつを引き起こす原因が日頃から飲んでいる薬やなんらかの身体の疾患が隠れていることで起きることがあります。身体の隅々までくまなく検査したり、使用している内服薬の効果を今一度確認しておくことが求められます。

 

 

難治性うつ病などのうつ病を副作用として引き起こす可能性のある薬剤には、ステロイド・抗精神病薬・経口避妊薬などの種類があり意外に多めです。場合によっては一度使用を中止して様子見をする事が必要なときもあります。

 

 

一度内服薬の使用を止めてみないことには副作用によるものかどうかが判別しづらいため、一定の間は医師の指示に従い内服薬の服用を中止しておくことが大事です。

 

 

身体に異常がどこにもなく、また薬の副作用でもないと判断される場合においては難治性うつ病など別の心の病にかかっている可能性を疑います。うつ病とは区別して適応障害と診断されるケースもあります。

 

 

適応障害では、症状が環境や状況によって変動するという特徴があります。休職をするなどして環境が改善された場合に症状が改善されることが多いです。自分の性格や特性を理解したうえで日常生活を送ることやストレス対策を行うことなどが求められます。

 

 

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